◆ 蛹 ◆ No.5


「いっ・・・ッ」
「力をぬいて、昨夜軽く慣らしてあるでしょう?」
「バッ、か・・・やめ・・・」
「ほら、今日は最初から二本入ってる」
「ぅ、う・・・っは・・・」
「そうそう、息を吐いて楽にして」
「ゃ、ァ、あ・・・っく」
「もう一本いけそうですね」
「やめ・・・ぁあッ」

長くて骨ばった三本の指が身体の中をバラバラに暴れ周り、グチグチとした音をたてながら奥の方まで広げられていく。
押し込まれた指が引き抜かれるたびに排泄感にも似た感覚が込み上げてきて、羞恥心とともに全身に鳥肌が走る。

「だいぶ解れてきましたね」
「ン、ぅ・・・」
「もうここ、グチャグチャですよ」
「ゃッ・・・は・・・」
「そろそろ一緒に気持ちよくなりましょうか?」
「ぃ・・・ッ―――!」

中の指が引き抜かれ、代わりにもっと熱くて太いものが強引に押し入ってくると、その衝撃に喉が引きつって声も出せなくなる。
遠慮のない腰の運びで一気に奥まで飲み込まされ、その後ズルズルとゆっくり途中まで引き抜いてから結合部を指先でなぞってくる。

「ここ、分かりますか?」
「はっ・・・は、ぁ・・・」
「こんなに広がって、ちゃんと私のモノを咥え込んでますよ」
「ぅ、う・・・ゃ」
「辛いだけじゃないでしょう?素直に快感を拾って感じていればいい」
「んっ・・・ぁ、あっ、ャあッ」

リズミカルに律動が開始され、押し出されるように喉の奥から喘ぎ声が零れだす。
膨れ上がる得体の知れない感覚に脳は半分パニック状態で、制御できなくなった涙が目じりから流れ落ちる。
恥ずかしいとか苦しいとか、色んな感情が混ざっているはずなのに、まるで嬌声を上げながら善がる自分の姿を抑えることが出来なかった。

「イツキ・・・」
「ひぁ、ぁっ・・・ン、ぁッ・・」
「私の名前を呼んで?」
「はぁッ・・・ぁ、っは、アぁ・・・」
「イツキ、私の名前は?」
「ん、ぁッ・・・ぁ、ク、クレイ・・・グ」
「そう、忘れないで」
「ぅ、うっ・・・ん、アっ・・・」
「これからも、よろしく」
「や、ぁッ・・・ンぅ――ッ!」







その後・・・・・どうなったかとかは、もうこれ以上思い出したくない。
結局この時のクレイグはカンストした忍者だったらしく、半端なレベルの俺が適う相手ではなかったわけで・・・。

それから、自分は忍者の先輩だから色々と指導をしてやるとか勝手な理由をつけられて、あちこち連れまわされるような関係になってしまった。
確かにこいつは赤魔のときも上手かったし、本職らしい忍者も当然お世辞ぬきで上手いと思う。
だから色々と学べるのはいい事だとは思うんだが・・・時々モグハに押しかけてきては強引に迫ってくるのが、専らの悩みの種だったりする。


Fin

*あとがき*
このお話しは、主に自分の忍レベル上げ体験談+周囲の体験談が元ネタになっています。
アトルガンエリアの敵はあまり忍盾に向いてない上に、メリポのように次々釣ってこられると対応しきれないんですよね。
それを無理して頑張り続けていると、本当にヘロヘロな状態にされてしまいます。
そんな忍上げの苦労話を腐LSで語り合っているときに、ヘロヘロのグジャグジャになっているHF2忍の姿を自分視点を排除して妄想するとかなりエロくね?と盛り上がったのがキッカケでこのお話しが誕生しました。
丁度その話をしているタイミングでエスのリクエストエロ絵がUPされたこともあり、じゃぁこれを挿絵に使わせてもらってもイイかな!?とお願いしてみたら即OKをもらえたので、プチコラボ?のような形でお届けしてみました。

エス、イラストの使用許可ありがとう!
2009/10/22


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